2021/7/26
暇だし寝れないし、と一年前に書いた文章をいくつか読み返したことで、媒体によって生まれ出てくるものに違いがある不思議を再認識しています。
パソコンで書いたものと紙のノートに書いたもの。
エレキギターで作ったメロディとアコースティックギターで書いた曲。
文章については自分で読み返してわかったことで、音楽については人から指摘を受けて気がついたことです。単純にデジタル・アナログの差だけではなくて、携帯のカメラで撮った写真とカメラで撮った写真も全く違うってことをこの前知って面白かった。
カメラをやっている友達が言っていた、「iPhoneの写真は嘘っぽくてあんまり好きじゃないんだよね」という言葉が印象に残っています。
私の持っているカメラはデジカメだけど、携帯で撮った写真よりも確かに生々しい写りになっていて、加工のカメラも便利でいいけれど、(仮に美しくなくても盛れていなくてもいいから)生々しいものの方が私の好みだなと思いました。
紙に書いたものを印刷して出版していた時代と、パソコンで書いたものを印刷して出版していた時代とでは、きっと全然違うんだろうなあ。伝わるエネルギーも、内容も、何もかも。
どうして私は二つのブログアカウントを使っていたのか自分でも意味がわからないのですが、せっかくなら一方はパソコンで書いた文章そのままを、もう一方は手書きで書いたものをパソコンで入力し直して完成した文章を載せることにしてみたら、もっと感覚的に浮き出た差異を理解できて面白そうかも、と考えました。